草津温泉（群馬県）でおすすめの団体・グループ旅行プラン

貸切バス	車で約3時間
電車	JR東日本「特急草津」で約2時間、JRバス関東で約30分

群馬（高崎）出発で草津温泉に行く場合

「特急草津」は高崎にも停車しますが、普通列車でも1時間26分（1,144円）と便利でお得ですので、電車での移動も候補の一つです。

高崎駅から草津温泉まで貸切バスの場合、片道約1時間50分程度。このため、特に観光などでバスを利用しないなら、バスをいったん返し、翌日迎えに来てもらうのも手です。

貸切バス往復送迎（バスをいったん返す）をお願いした場合の料金相場は以下の通りです。

• マイクロバス（20名利用）1泊2日：104,000円/1人当たり5,290円
• 中型バス（25名利用）1泊2日：124,000円/1人当たり5,600円
• 大型バス（40名利用）1泊2日：146,000円/1人当たり3,650円

※貸切バス料金はすべて税抜き価格（2019年9月現在）で、途中の観光等の費用は含みません。

貸切バス	車で約3時間
電車	新幹線・JR線利用（大宮駅経由）、約3時間46分

貸切バス	車で約3時間40分
電車	JR水戸線・両毛線・吾妻線利用（小山駅・新前橋駅経由）、約4時間54分

草津温泉街の中心にある源泉・湯畑。それを囲むように、様々なタイプの宿やみやげ物店が多数ならんでいます。

また、町の外周には高原リゾートの雰囲気でおしゃれなカフェやペンション・ホテルもあり、冬はスキーを楽しめます。

第1位 湯畑散策

草津温泉のシンボル・湯畑をぐるりと一周してみましょう。およそ15分ぐらいでまわれます。

湯畑には52度の高温な源泉が流れ、湯桶を通るうちに自然に冷却し、各宿や共同浴場に供給しています。湯滝や湯桶、足湯（湯けむり亭）、八代将軍御くみ上げの湯など見どころもたくさん！

湯畑の周りには、温泉まんじゅうや温泉卵を売るお店がありますので、散策しながら食べ歩きもできますよ。

特に夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気！5月～6月、8月には「光泉寺」の階段を使い、キャンドルライトアップを開催する日もあります。

第2位 草津温泉・共同浴湯巡り

無料の共同浴場が18か所ありますが、観光客が利用できるのは3か所。「御座ノ湯（湯畑・万代源泉）」「大滝乃湯（煮川源泉）」「西の河原（万代源泉）」です。

個別で入浴すると合計2,100円かかりますが、「三湯めぐり手形」を利用すれば1,600円ですべて入浴可能。有効期限はありません。

三湯すべて入浴すると「三湯めぐり名人」の完湯（かんとう）認定書がもらえます。

この他、足湯や手湯などもありますので、散策に疲れたらリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

Information

■御座ノ湯
住所：群馬県吾妻郡草津町大字草津421
電話：0279-88-9000
料金：大人600円、子ども300円
営業時間：4月～11月　7時～21時/12月～3月　8時～21時
備品：シャンプー、ボディソープ、ドライヤー
特徴：2種類の源泉が楽しめる、外出用浴衣レンタルあり

■大滝乃湯
住所：群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13
電話：0279-88-2600
料金：大人900円、子ども400円
営業時間：9時～21時
備品：リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー、綿棒、ティッシュ（女性のみ角質落とし、化粧水）
特徴：美人の湯として名高い煮川源泉使用、貸切（個室）風呂、女性専用「合わせ湯（自然冷却して適温になるようにしたもの）」あり

■西の河原露天風呂
住所：群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3
電話： 0279-88-6167
料金：大人600円、子ども300円
営業時間：4月～11月　7時～20時/12月～3月　9時～20時
特徴：360度自然にぐるりと囲まれた解放感が魅力！
※シャワーや洗い場、貸しタオルはなし

第3位 熱乃湯（ねつのゆ）「湯もみショー」見学

「湯もみ」とは、50度を超える源泉の温度を水を入れて薄めることなく温度を下げる、草津独特の入浴法。熱い源泉の中に「六尺板」を入れて、お湯をもみ、入浴できるまで温度を下げます。

湯もみをすることでお湯を柔らかくする効果もあるそうです。

「湯もみ」をするときに板を動かす際に「草津湯もみ唄」がうたわれます。

現在、熱乃湯では当時の様子を再現した「湯もみショー」を開催。2015年4月には大正ロマン風の建物にリニューアルし、「チョイナチョイナ」の掛け声を響かせています。

また、夜20時からは温泉落語が開演。大人1,000円、子ども（4歳～11歳）500円です。

Information

■熱乃湯
住所：群馬県吾妻郡草津町草津414
電話：0279-88-3613
料金：大人600円、子ども300円
開催時間：9時30分・10時・10時30分・15時30分・16時・16時30分（1日6回開演）
※湯もみ体験もできます（毎週土日祝　11時30分～14時）、小学生以上250円

第4位 西の河原公園

三途の川のある「賽（さい）の河原」を思わせる「西（さい）の河原公園」。草津温泉の湯畑から西の河原通り沿いに歩いて約10分ぐらいで到着します。

露天風呂の他、園内のあちこちで温泉が噴き出しているところがたくさんあり、足湯も楽しめます。「穴守稲荷神社」「縁結び地蔵尊」やベルツ博士などの記念碑などがあり、周辺散策もおすすめ。

西の河原通り沿いにはお土産屋さんや食事処が立ち並び、公園までの途中に「片岡鶴太郎美術館」もあります。

第5位 昭和レトロな遊びスポット

温泉といえば射的場！浴衣姿で楽しむのが定番です。

「射的本舗まんだら堂」では最大12名まで並んで挑戦可能。みんなでテン州を競い合ってみてはいかがでしょうか。

もう一つ、懐かしいビンゴ式スマートボールで遊べるのが「昭和　駄菓子とあそびの広場・ともえや」さん。湯畑前にあるので散策のついでにふらりと立ち寄れます。

この他、「百年石づくり」「とんぼ玉創作」などの体験プログラムもありますので、旅行会社に気軽に相談してみましょう。

Information

■射的本舗まんだら堂
住所：群馬県吾妻郡草津町108-1　センターアーケード内
電話：080-4356–0932
料金：10発　500円
営業時間：10時～22時

■昭和　駄菓子とあそびの広場　ともえや
住所：群馬県吾妻郡草津町108
電話：027-982-1194
料金：スマートボール（ビンゴ式）1回500円（15球）
営業時間：10時～22時

＜番外編＞白根山湯釜

貸切バスならエメラルドグリーンの湖水「白根山湯釜（白根山頂にある火口湖）」も訪ねてみたいものです。

湯釜のすぐそばに水釜・涸釜（酸性湖）があり、噴気も上がっているので、活火山であることを実感できます。

2019年9月現在、草津白根山エリアは火山規制があり、湯釜から半径1㎞以内への立ち寄りが禁止されています。見学はできませんのでご注意を。

編集部おすすめ！草津温泉で団体旅行プランがあるホテル・旅館3選

草津温泉の宿泊施設の中で、8名以上・1部屋に泊まれるお部屋がある旅館・ホテルを厳選しました。

団体利用の場合、個人では予約が取りにくいので、交通手段や観光、食事も含め、旅行会社にお願いするのがおすすめです。

西の河原公園・高台に位置する「ホテル櫻井」は、草津最大級ともいわれる約30mの長さを誇る大浴場が自慢です。西の河原源泉・万代鉱源泉・わたの湯源泉と3つの源泉かけ流しが楽しめます。

ラウンジでは「湯もみショー」「和太鼓ショー」なども開催され、にぎやかに過ごせるのが魅力です。

創業は江戸時代と老舗の「ホテル一井」。草津のシンボル「湯畑」の目の前にあります。やや濁った「湯畑前白旗源泉」と、透明色の「白根山万代鉱源泉」２つの天然温泉が掛け流しが自慢。

「草津ホテル」は築107年の木造3階建て旅館。お湯は西の河原源泉で、足湯カフェもあります。大正ロマンあふれる宿でのんびり過ごすのもいいですね。

Information

■ホテル櫻井
住所：群馬県吾妻郡草津町465-4
電話： 0279-88-3211（代）

■ホテル一井
住所：群馬県吾妻郡草津町411
電話： 0279-88-0011

■草津ホテル
住所： 群馬県 吾妻郡草津町草津479
電話： 0279-88-5011

草津温泉の名物グルメ

草津温泉名物といえばやっぱり温泉まんじゅう！そしてもう一つ、草津特産の花いんげんを使ったお菓子も名物です。

この他、気軽に食べ歩きできる川魚や地魚の串焼き、温泉卵なども楽しんでみては？

上質なそば粉ときれいな水で打つ「そば」

草津温泉はそばでも有名！コスパがよくいつも行列ができる「柏香亭（はっこうてい）」や2.5人前・12玉のおそばが有名な「三國家（みくにけ）」、湯畑の眺望が広がる「上州麺処平野家」など、人気店がいろいろあります。

1泊するなら食べ比べもいいですね！

郷土料理「草津味とうじうどん」

もともと来客時に各家で食べられていたというとうじうどん。大きな鍋に具材たっぷりの汁をつくり、大皿に盛ったうどんを「とうじかご（柄のついた籠）」に入れて汁の中でゆがきます。

うどんに味がしみたところで、具材と一緒にいただくというもの。長野や草津温泉周辺でおもてなし料理として出されていました。

草津らしいものをということで、栄養価の高いクマザサを粉末にし、麺に練り込んだものを考案。現在「そばきち　西の河原店」で1日5組限定、要予約で食べることができます。

名物「花いんげん甘納豆」

花いんげん豆は、標高1,000m以上の高原地帯でのみ採れるベニハナインゲンで、草津では甘納豆や甘露煮などに使われています。高地栽培された大きな実はコクと風味がしっかり感じられます。

「清月堂」は花いんげんの専門店で、甘納豆が大人気。この他にも「花いんげん最中」やようかんもあるので、お土産にぜひ！

草津温泉で食べ歩きを楽しむ

お風呂に入って小腹がすいたら食べ歩きにでかけましょう。揚げたてのおまんじゅうが食べられるのが「山びこ温泉まんじゅう」。

外側の生地はカリっと揚がり、中はやわらかで餡の甘みが疲れた体にしみます。お風呂上りのクールダウンには、クマザサソフトもおすすめです。

温泉卵が食べられるのが「頼朝」。スプーン、カップ、お出汁がついているので、気軽に食べていきましょう。お土産用（2週間賞味期限）もあります。

もう少し、がっつり行きたいなら焼き鳥や川魚の串焼き、焼きおにぎりなどが食べられるお店も。湯畑の周りにいろいろなお店があるので、ぜひのぞいてみましょう。

草津温泉おすすめのお土産

お土産には、温泉成分の析出沈殿物である「温泉ハップ」が人気です。「温泉ハップ」は、赤紫色の原液が、お湯に溶かして混ぜると乳白色に変わる入浴剤で、ほのかに硫黄の香りも漂い、ご家庭でも気軽に草津温泉が楽しめます。

温泉まんじゅうでひときわ目をひくのが「松むら饅頭」。1945年創業で、職人が毎日手作りする自家製あんが自慢。黒糖を使った薄皮でくるみ、冷めてもおいしいと評判です。塩ようかんもあり！

女性におすすめなのが華ゆら本舗の草津温泉オリジナルフェイスパック」。旅館・ホテルの女将会「湯の華会」がプロデュースしたコスメブランドで、美肌になること間違いなし。

昭和レトロなパッケージでかわいさ抜群なのが中吉堂本舗の「温泉　たまごボーロ」。草津限定なので、お土産にはぴったりですね。

おしゃれなお土産を探しているなら「グランデフューメ草津」のラスク。10種類以上の味が販売され、2016年オープン以来大人気に。日帰り温泉施設「大滝乃湯」の隣にあります。